1、いお魚
さかな。うお。 「白き鳥の…水のうへに遊びつつ-をくふ/伊勢 9」
2、うお魚
〔古くは「いを」とも〕
魚類の総稱。さかな。 「 -市場(いちば)」
[句]
魚心あれば水心あり ? 魚と水 ? 魚の木に登る如し ? 魚の釜中に遊ぶが若し ? 魚の水を得たよう ? 魚の水を離れたよう ? 魚の目に水見えず ? 魚は鯛 ? 魚を得て筌を忘る
3、お魚
〔「うお」が他の語の下に付いて,復合語をつくる際に生ずる形〕
うお。さかな。「おうお(大魚)」「ひお(氷魚)」など。
4、な魚
〔「な(肴)」と同源〕
うお。特に食用とするもの。さかな。 「足日女(たらしひめ)神の命(みこと)の-釣らすと/萬葉集 869」